管理人プロフィールと、このサイトについて

どうも、當サイト管理人の萬朶櫻(@kakukanbun)です。

このページには、いろいろな説明が載つてゐます。

管理人について

管理人名:萬朶櫻(ばんだのさくら)

本業はイラストレーターで、かれこれ10年ほどやつてゐます。

 

管理人が漢文を書き始めたのは、2016年くらゐから。

きつかけは「漢文で日記が書けたら格好いいな」と、何となく思つたからだと記憶してゐます。

 

▼こちらのツイートの貼付畫像がその日記です。

▼書いてる風景

そんなわけで、長いこと書いてきた漢文のノウハウを棚おろしするため、このやうなサイトを作つてみました。

當サイトについて

漢文が書けるやうになりたい


上のアンケートの通り「漢文で何かを書きたい」と思つたことのある人はそれなりに居るみたいです。

筆者もその一人でした。

「讀むための」ノウハウは溢れてる

ですが、世の中の本やサイトは「讀む」ことに特化したものばかりだと氣づきました。

  • 學生の試驗對策、訓讀とかレ點とかのやつ
  • 古人の言葉を現代に活かすための云々
  • 漢詩の鑑賞

みんな「讀む」ためのコンテンツです。

 

逆手に取るが、取り切れない

それでも、ある程度は逆手に取つて學ぶことはできます。

しかし書くとき特有の惱みについては解決することは難しいものです。

  • 「我と吾」つてどう使ひ分けたらいいの?
  • 「以A爲B」を否定する時つて「不以A爲B」でいいの? 「以A不爲B」はアリ?
  • 助動詞「請~」つてどこまで修飾できるの? 「請~而~」はいいの?

かつての自分と同じやうに惱んでゐる人の役に立つサイトがあればいいな。

さう思つたのが、このサイトを立ち上げたキツカケです。

 

サイトの世界觀とキャラクター

せつかくイラストレーターをやつてゐるので、キャラクターを作りました。

先輩

こんにちは。文藝部の先輩です。ウチの後輩がご迷惑をかけてたら知らせてください。しばきますので。
やっほー! 後輩だよー。先輩の分のお菓子食べちやつたけど、いいよね?

後輩

2人は文藝同好會(人數が少ないため部ではないが、先輩は部を言ひはつてゐる)の會員。

先輩が後輩に漢文の書き方を教へるといふ設定で行きます。

 

このサイトで使ふ言葉の説明や凡例

例文について

『孟子・滕文公上』

〔漢〕夫婦

 

〔日〕夫婦の間に隔てがある

漢文の例文を出す場合は、このやうなボックスで表示し、上に漢文、下に日本語を併記してゐます。

色分けについては「文要素による分類と色分け」を參照さんせう

 

實際じつさいに存在する書物からの引用がほとんどで、その場合はボックスのタイトル部分にその出典を記すことにしました。

自作の文、もしくは既存の文を改變かいへんした場合は「自作・改變かいへん漢文」といふタイトルになつてゐます。

 

『荀子・修身』

〔漢〕

 

〔日〕道は近くとも、進まなければたどり着かない

特定の品詞や語句に注目してほしいとき、その部分を太字にしてゐる場合があります。

この場合は否定詞「不」ですね。

 

『春秋左氏傳・昭公』

〔漢〕[公室]也。

〔日〕私は[君主の家系を擴張]させたい

1つの文が別の文の中に入り込んで、入れ子になつてゐる場合、「[]」で内部の文をくくる事があつて、

この場合、「公室」といふ分が「」の賓語(目的語)になつてゐることを示してゐます。

 

『春秋左氏傳・成公』

〔漢〕不安其位[不能[]]

〔日〕その地位に安んじなければ[[長續きすることは]できない]はずだ

さらなる入れ子の構造になつてゐる場合も同じ。「[]」のかずが多くなります。

 

なほ、初期の記事では、別の形式で書かれてゐるかもしれません。

これはたんに古い形式を現在のものに更新できてゐないだけです。

 

文要素や品詞等について

  • 文要素による分類
  • 品詞による分類
  • 意味による分類

このサイトでは、記事本文中での説明に、上記3種類の分類を使つゐます。

記事によつては「品詞の分類」「意味分類」など、表記れがあるかもしれません。

 

なぜ3種類もの分類を併用するのかと言ふと、その方が分かりやすい場合が多いからです。

加藤徹『白文攻略 漢文法ひとりまなび』15頁より、明快な説明があつたので、以下に引用します。

不動産屋のアパート・マンション情報で例へると「東京都新宿、中野杉竝區すぎなみく、中央せん沿綫えんせん、西武せん沿綫えんせん」のやうに、區名くめい表示(品詞分類に相當さうたう)と、沿綫えんせん表示(意味分類に相當さうたう)を、わざと混ぜるやうなものだ。同じ杉竝區すぎなみくのアパートでも、京王せん沿綫えんせんと中央せん沿綫えんせんでは、通勤環境は全然違ふ。アパートを探すときは、路綫表示と區名くめい表示の兩方りやうはうがあつたはうが便利である。

 

上の解説を漢文に置き替へたがこちら。

各分類の説明

「私の友達は日本人です」といふ意味の漢文をそれぞれの分類で示しました。

 

漢文研究や作文においても、これらの複數ふくすう系統による分類を頭に入れておくと非常に捗ることでせう。

なほ、文の要素や品詞などの名稱めいしようは、以下のやうになるべく中國側ちゆうごくがはの呼び方によせてをります。

  • 述語→謂語
  • 目的語→賓語
  • 前置詞→介詞

 

文要素による分類と色分け
漢語名稱 日本語名稱
主語 主語
謂語ゐご 述語
賓語ひんご 目的語
定語ていご 連體れんたい修飾語
状語じやうご 連用修飾語
補語 補語

文要素は、3分類の中で最も大雜把おほざつぱなものですが、重要度でもだんトツと言へます。

最初の記事「漢文の基本的な形1 主語+謂語(述語)+賓語(目的語)」でも、最初に主語・謂語・賓語が出てきてゐることからも明らかでせう。

 

そこで、たうサイトではこの分類に對して固有の色をあたへることにしました。

主語 + 謂語ゐご + 賓語ひんご

實際の文での表示はこちら。

『論語・里仁』

〔漢〕富與貴人之所欲也。

 

〔日〕富と地位は人が欲しがるものである

 

ちなみに、主語などの各要素が複數ふくすうの言葉によつて構成される場合、主部などの呼び方に變化へんくわする場合があります。

上の畫像ぐわざうでは「我友」「日本人」なんかが主部と賓部、「是」は1つの言葉だけなので謂語。

 

修飾語にあたる定語・状語については、修飾してゐる部分の色に從ひます。

漢文の付加的な形 定語と状語などの修飾語

上の畫像ぐわざうでたとへるなら「我」は主語の「友」を修飾してゐるので赤色。「日本」は賓語「人」を修飾してゐるので青色。

(定・状)主語 + (定・状)謂語 + (定・状)賓語 + (定・状)賓語

なほ、補語は色付け無し。つまり普通の黒色とします。

 

品詞による分類
實詞じつし 體言たいげん 名詞
代詞だいし(代名詞) 人稱にんしよう代詞
指示代詞
用言 動詞
形容詞
助動詞
半實半虚 副詞
虚詞きよし 介詞かいし(前置詞)
連詞れんし接續詞せつぞくし
助詞 語氣ごき助詞
構造助詞
嘆詞たんし(感動詞)

 

意味による分類
  • 擬聲語ぎせいご
  • 疑問詞
  • 否定詞
  • 繋詞けいし
  • 關係詞くわんけいし
  • 數詞すうし
  • 量詞(助數詞じよすうし單位詞たんゐし
  • ……ほか

もしかすると「否定詞や疑問詞は品詞ぢやないの?」といふ疑問を持たれることでせう。

 

それについても、加藤徹『白文攻略 漢文法ひとり學び』16頁より説明を引用します。

よく勘違ひしてゐる人がゐるが、「疑問詞」「否定詞」「關係詞くわんけいし」「數詞すうし」などは、獨立どくりつした品詞ではない。(中略)品詞の枠組みを超えた漠然としたくくりである。

たとへば否定詞。

代表的なものは「不」「無」などですが、基本的に「不」は打ち消しの副詞。「無」は存在を打ち消す動詞に分類されます。

 

たうサイトでは、状況におうじてこれら3つの分類、および色分けで對應たいおうしてゆくこととします。

 

註釋や引用、參照文獻について

目次

各記事内の目次。末尾に「註と參照文獻」の見出しあり。

記事を書くにあたつて參考さんかうにした文獻ぶんけんがある場合、各記事の最後の方にまとめてゐます。

 

引用例

記事本文中の引用例。

記事本文で書籍等の引用をする場合、このやうに表記してをり、「加藤(2018:101)」がその引用元です

 

參照文獻リスト

記事末尾の參照文獻リスト。

「加藤(2018:101)」を調べたいとき、記事末尾の「ちゆう參照さんせう文獻ぶんけん」の所をみます。著者の名字「加藤」がありますね。

(2018:101)の數字すうじの意味は、前半が發表はつぺう發行はつぺう年。後ろがページかずを表してゐます。

つまり「加藤(2018:101)」は、「加藤徹氏が2018年に出版した著書『白文攻略 漢文法ひとり學び(第8刷)の101ページを見てください』といふ意味です。

 

 

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▼メインのイラストブログの方で解説記事を書きました。

参考 漢文で會話ができるLINEスタンプ『漢文と女の子』を作つたので紹介してみる俺は女しか書かねえ!

 

 

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